バランスのよい食事
バランスのよい食事をするための食品の選び方や食べ方をご紹介します。
バランスのよい食事については、いろいろな健康本で紹介されていますが、ここでは主要栄養素によって食品を4つのグループに分ける「四群点数法」を使います。
細かいカロリー計算などをしなくてもバランスのよい食事をとることができる四群点数法は、老若男女問わず誰にでも取り入れやすいのが大きな特徴です。
四群点数法では。まず毎日食べる食品を4つの群に分類します。
1群は「オールマイティの食品群」。牛乳や乳製品、卵などのグループでタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれているものです。
2群は「体や筋肉、血液などをつくる食品群」。肉や肉加工品、魚介類、大豆などのグループで主に主菜になるものです。
3群は「八百屋さんで買える食品群」。野菜(緑黄色野菜、淡色野菜)やいも、果物などのグループでビタミンA.Cやミネラルを多く含んでいます。
4群は「体を動かすエネルギー源群」。穀物(ご飯や麺類)や砂糖、油脂類などのグループで、タンパク質やビタミンB、Eなどを多く含むものです。
1点を80キロカロリーとし、1群は3点240キロカロリー、2群は3点240キロカロリー、3群は3点240キロカロリー、4群は11点880キロカロリーの合計20点1600キロカロリー(80キロカロリー×20点)を目安に1日3食に分けて摂取します。
1点80キロカロリーの目安を覚えておけば、簡単な足し算をするだけで、バランスのよい食事が可能です。なお1600キロカロリーは平均値ですので、活動量や体格の大小に合わせて加減してください。