アンチエイジングと健康日記

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ボケ予防には運動

適度な有酸素運動は脳の血流を良くし、認知症予防、ボケ防止に効果があります。高齢の方がもっとも取り組みやすいのは、朝夕の散歩やウォーキングでしょう。

高齢になってから何か特別な運動に挑戦しようと思っても、なかなか始められるものではありませんが、散歩やウォーキングならハードルも低いのでしょう。

ちなみにウォーキングとは、通常のペースで歩くよりもちょっとだけ速く歩くようにする有酸素運動です。飛んだり跳ねたりするわけではないので、足腰が弱ってきた高齢の方でも比較的安心して取り組めます。

どれくらいの頻度でどれくらいの時間歩けばいいのかもわかっており、ズバリ週3日以上、1日30分以上が目標になります。

例えば平均年齢75歳の373人を対象に、1日30分以上の散歩かそれと同等の以上の運動を週3日以上している人の7割以上がしていない人よりはるかにボケにくいということも証明されています。

この週3日以上、1日30分以上という基準は、実は一部のがんや心臓病、高血圧、糖尿病など様々な病気を予防するのに、どの程度の運動頻度が必要なのかを世界中で調査した結果導き出されたのもです。

ですから、この基準を目標とすれば認知症に限らずそのほかの様々な病気の予防効果も見込めるという一石二鳥の効果が期待できます。

もちろん、散歩やウォーキング以外の運動でも同じ基準で大丈夫です。 とはいえ、あまりこの数字にこだわりすぎないでください。

体を全く動かさずに1日10家に閉じこもっているよりは、1日に1分でも2分でも外を歩いた方が絶対に頭や体に良い影響を与えます。

無理のない運動習慣を生活に組み込み、それを続けるということが高齢の方にとって何よりのボケ予防になるのです。ボケ防止 サプリを見る